少し間が空いてしまいましたが、
「オフ・ザ・テニスコート」です。
前回のブログを読んでくれた方はもう予想がつくと思いますが、テニスコートにいない時間のことですね。テニスコートにいない時間にどれだけテニスの事を考えることが出来るかですね。この割合が大事になってくると思います。プロテニスプレーヤーもコートにいる時間は決して長くはありません。(ボールを」打つこと以外のトレーニング等をテニスコートでやる選手は長くテニスコートにいる場合もあります。)
プロテニスプレーヤーは何をしているのか?
一番大事なのは食事です。
どれだけテニスコートで頑張っても食事をしっかり摂らなければ練習で失った体力も回復しませんし、ましてや筋肉はつきません。筋肉はトレーニングすれば勝手に大きくなるわけではなく、大きくなるには原料がいります。それが食事です。少し細かく言うとタンパク質がメインとなります。もちろんたんぱく質だけではありません。
次に睡眠です。食事をしっかりとっても体を休ませなければしっかり回復できませんし、筋肉も尽きません。一般的にいう超回復です。詳しく知りたいかたは「超回復」と検索してみて下さい。
次にストレッチです。練習後は筋肉が固くなってしまい、血行も悪くなってしまうことがあるので、たくさん使った部分を中心にほぐし、血行をよくしてあげると体力の回復も速くなり、新しくできた筋肉も弾力性があり、パワーやスピードがあがります。
次に、テニスやトレーニングの知識向上のための勉強です。試合時間の長い選手にとっては効率の良い体の使い方を知らないとどれだけ体力があっても最後はガス欠になってしまいますね。
次に対戦相手、ライバル選手の分析です。これはさまざまだとおもいますが、今は動画で見ながら分析する選手が多いと思います。動画がなくても試合会場で見た記憶をもとに行ってもいいですし、まずは一緒に練習するメンバーがいるなら、その選手に完璧に勝つには何が必要かを考えることもあると思います。
まだまだいろいろあると思いますが、簡単に書いてもテニスコートにいる時間よりはるかに多くの時間が必要です。
これは受験でも同じだと思います。塾で講義を受ける時間(自習室で自主的に勉強する時間を除く)より他の事をする時間のが長い方はいないと思います。講義を受けている時間だけ勉強する人と、講義を基に自分でその何倍も勉強する人とでは結果は明らかですね。「但し、時間だけ長くては意味はないですので、講義や授業を基に正しくやらないと意味はありません。」もちろんこれは全てに通じることです。
「オフ・ザ・テニスコート」について質問のある方はいつでもお待ちしています。