スポーツに興味がある方はこの言葉は身近に感じると思います。
オフ・ザ・ボールの前にオン・ザ・ボールを紹介しましょう。
オン・ザ・ボールとは球技において実際にボールを持っている、サッカーであればドリブルをしている状態のことを言います。野球であれば1/18人であり、サッカーなら1/22人です。テニスなら1/2もしくは1/4です。
これがわかればこの逆である、ボールを持っていない野球の17人、ボールをドリブルしていない21人、テニスであれば1人もしくは3人の状態のことを、「オフ・ザ・ボール」といいます。
この考え方はすごく深いのですが、ここで話始めると終わらないので、前回のつぶやきにつなげてテニスでの話をします。
まず当然ですがオフ・ザ・ボールの時間の方がオン・ザ・ボールの時間より圧倒的に多いということです。
一般の方はどうしてもオン・ザ・ボールの練習をたくさんしてしまいます。でも選手や試合で勝つ選手を目標にするにはこの「オフ・ザ・ボール」の時間になにをするかが大事となってきます。
サッカーやバスケットでは点数を入れた選手が目立ってしまいますが、その影でボールには触らないけど相手のエースをブロックしたり、パスの上手い選手にボールが渡らないように必死で動いているのです。こういう動きができるチームが強くなっていきます。地味な作業ですし辛いですよね。ただ、チームスポーツは個人スポーツより役割分担があるので、地味なところが嫌な方は目立つポジションを練習し監督に認めてもらえれば地味な作業は少なくて済むこともあります。
テニスはプレースタイルにもよりますが、それでもこの「オフ・ザ・ボール」の間に何ができるかを考えてる選手とあまり考えない選手では結果が大きく変わると思いませんか?
興味のある方は前回のブログと合わせて考えてみて下さい。