デ杯結果報告1はご覧いただけましたか?
続きが遅くなり申し訳ありません。その間にオリンピックもスタートしましたね。
前回の最後に杉田選手に続く選手がなかなかいないという話をしました。デ杯に選ばれたりオリンピックに選ばれたりすることはそれだけで満足する選手が多いと思います。もちろん選考されることは素晴らしいことです。僕はデ杯やオリンピックに出場した経験はないので何か言える立場ではありませんが、そこを目指す選手を応援する立場にはあると思います。
僕の考えですが、強い選手や勝つ選手というのは、
「自分の目標や気持ちを周囲に言葉で伝えれる選手だと思います。」
言葉に出さずに頑張るのは簡単なことです。
なぜなら負けて何の責任もないからです。
言葉に出して失敗したとしても何か大きな責任がある場合ばかりではありません。失敗すると「あいつは口だけだ!」と言われたりはするかもしれません。だからこそ、そうならないためにも頑張れると思います。よくメンタルの強さをいろんな世界で言われることが増えてます。メンタルの強さとは、自分の奥底にある気持ちを周りにしっかりと言葉に出して伝えることができることだと思います。
KTAに在籍する中学生・高校生の選手で全国大会に出場したくない選手はいますか?
僕はいないと思います。
ただ、その気持ちを周りにしっかりと伝えれていない選手はいると思います。
練習をたくさんするだけでは強い選手にはなれるとは思いません。
自分の気持ちを周りにしっかりと伝えれる選手が強くなれると思います。
発言するからこそ、そこに向かって頑張れます。発言していなければ、苦しい時に逃げてしまいます。なぜなら宣言していないから苦しい時に逃げても周りから何も言われないからです。宣言し、逃げたときに周りから指摘されるということは逃げずに済むということです。逃げないということは厳しいことですがそれを乗り越えた先に強くなれると思います。
自分の奥底にある気持ちは怖がらずに宣言しましょう。奥底にあるからこそかなり困難なことです。困難は可能性が0ではありません。
ですが、奥底の気持ちを宣言しないとそこに到達できる可能性は0です。
0と1は大きな違いです。強くなりたい気持ち、全国大会に出場したい気持ちが少しでもある方は周りにその気持ちを伝えましょう。
伝えるだけでメンタルは強くなれます。でも、照れずに真剣に思いを伝えることは簡単ではありません。奥底に強くなりたい気持ちがある選手は、その思いを発言できる選手を目指しましょう。
わからないことは、どんどんコーチに質問してください。